HSP・許せない人がいるとき

 

許せなければ許さなくてもいいんだよ

 

誰しも長い人生に一度や二度や、それ以上何度か、

とても腹が立つ、もう許せない！と思う出来事があると思います。

（もちろん私にもありますよ〜）

 

そんな時はどうしていますか？これまでどうしてきましたか？

 

 

よくこんなことを耳にすると思います。

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腹が立つ嫌な出来事でも自分の人生に必要だったから起こったこと、

なので、その出来事に感謝しましょう、とか

 

いつまでも恨んでいたらエネルギーも下がります、

いつまでもその人に支配される人生それを望んでいますか？

その人はもうその出来事を忘れているかもしれませんよ。

自分のためにも相手を許しましょう、とか

 

カウンセリングセッションでも聞いたことがあるかもしれません。

（私の場合は、許せない私が器が小さくてダメダメなの？

私がおかしいの？と自分を律することをしてきました。）

 

そう聞いた人は、その人のことを許さなければ！と

本当に頑張って、頑張って許そうとしてきたかもしれません。

 

ですが、順番を間違ってしまっては、

さらに自分を苦しめることにもなるのです。

 

いったんは収まったように見えるその“許せない”という怒り

心の底に檻の様に溜まっていき、消えることはないのです。

 

許し方には段階的に許していく、というものがあります。

 

自分の本当に湧いてきた気持ちをなかったことにして

相手を許すということは、

自分の心を蔑ろにしているということになります。

 

そこに気づけずに、ただ相手を許しても

本当の自分の心はものすごく傷つき悲しんでいます。

 

まずは自分に相手は許さなくてもいいんだよーと

許せない自分に許可を与えてあげること。

 

それが受け入れられた時、ほんの少しだけ心がラクになります。

 

何故なら、自分の心に寄り添って

そんな許せない自分でもいいんだよ。と自分が自分に言ってくれたから。

 

自分の本心を認めて、それを許可をしてくれたから。

 

とにかく自分の心に、本心に寄り添う。

徹底的に。

 

本当にぜったい許せない！もう一生許さないんだから！

そう思ってしまうくらいに辛かったよね！ひどいよね！

 

その出来事を忘れられなくてもそうやって寄り添って

すごーく時間が経った時に

 

怒りや許せない！という怒りの感情は

当初より格段に薄れていきます。

 

その出来事を思い出してもそこまでリアルに

感情が動かなくなった時にはじめて

しっかりと向き合うことができるのです

 

その時にはじめてほんの少しだけ、

そこから学んだことは何だったのか？を考えられる余白と余裕が出てくるのです。

 

許さないままでもいいんだよと言ってあげて欲しい

向き合うにはかなりの時間と癒しが必要なこともある

 

ここをすっ飛ばして相手を許そうとしても

あなたの心が悲鳴をあげているよー

 

許さないままでもいいんだよ

 

もうそろそろ頑張ってきた自分にも

優しくしてあげましょうか？♡

 

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